■なぜ農業なのか?

「多くの人がリスクという事がぼくにとってのチャンス」

近年食の問題の影響もあり、農業/田舎暮らしを取り上げるテレビ番組や雑誌を目にする機会がふえました。少しずつ農業の必要性が社会的にも認知されて来てるように思います。企業当時の5年前を振り返ると、周囲から「なぜ敢えて農業なのか?」「農業での成功はきびしいのでは?」などとよく言われました。でも本当にそうでしょうか。今は衰退/疲弊していますが、人々が生きていく上で決して欠く事のできない産業です。当社が何より注目したのは「農業従事者の6割超が65歳以上」という稀な年齢構造でした。多くの高齢者が農作業に従事できなくなる頃には、農業が大きな転換を迫られるだろうと考えました。次世代にフィットする農業を今から準備することで、大きな新しい流れを自ら作り出そうと「農業」を選択しました。

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