■はげたかの未来

「農業を通して見えてくる危機管理への施策・・・」

農業が衰退している現状について、実感できる機会は今の日本にはありません。特に都市部では、24時間営業のスーパーやコンビニで食べ物をいつでも買う事ができます。食料の確保を大規模に生産を行う外国からの輸入に頼る事は、経済効率の面から見れば正しいことかもしれません。しかし効率の善し悪しはおかれる条件によって大きく変化するものです。以下に現在日本が直面する状況について詳しく説明します。  高騰を続ける国際食料価格を受けて米や小麦、乳製品の輸出規制を導入する国が相次いでいます。インドや中国、ロシア、アルゼンチンなど11カ国が政治的配慮により何らかの規制を行っています。食料価格の推移を考えると、輸出国の禁輸措置は今後も拡大する可能性が十分考えられます。何かしらの要因により輸入が停止してしまったら、今当たり前と思っている生活は瞬く間に崩壊します。その状況下で日本政府の備蓄米や民間在庫米の量では、国民全員が半年間生活することもできません。正直日本政府は外部条件の変化を真に想定しているようには思えません。みなさんは、この事実をどう受け止めますか。私達は農業を通して行政に全てを頼らないような食料供給システムを考えています。

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